レボノルゲストレル（緊急避妊薬）とは？副作用や効果、避妊率ついて解説
目次
アフターピルは緊急避妊薬として、服用されている薬です。
その中でも『レボノルゲストレル』は副作用が少なく、避妊率が高いのが特徴です。
本記事ではレボノルゲストレルの効果や避妊率、使用方法や注意点などをご紹介しています。
すぐに手に入れたいという人のために、どこで購入するべきかについて解説していますので、是非参考にしてください。
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レボノルゲストレルとは
レボノルゲストレルとは、緊急避妊に用いるアフターピル（緊急避妊薬）の1つです。
レボノルゲストレルは、2011年2月に承認されたあすか製薬が販売している緊急避妊薬「ノルレボ」のジェネリック薬品です。
日本では富士製薬工業が開発したレボノルゲストレル1.5mg「F」、海外からBiopharm Chemicals社が開発した、レボノルゲストレル0,75mg「マドンナ」という名称で販売されています。
どちらも配合されている成分は同じなため、効果や副作用などに違いはなく値段も同じ価格帯です。
現代では価格帯も変わり、現在最も処方されているアフターピル（緊急避妊薬）です。
レボノルゲストレルの効果や避妊率について
レボノルゲストレルは、アフターピルの中でも特に服用しやすいピルの一つです。
服用が早ければ早いほど、避妊効果が高いと言われています。
レボノルゲストレルの効果や避妊率について解説します。
レボノルゲストレルの効果
レボノルゲストレルは女性ホルモンである『黄体ホルモン』の一種です。
服用することで、排卵の制御・子宮内膜の増殖防止で受精卵の着床を阻止する効果があります。
精子の寿命は72時間と言われていることから、性交後72時間以内に服用することで、アフターピルの効果が期待でき、避妊率が高まります。
しかし既に受精卵が着床してしまった後だと、避妊効果を得ることができません。
そのため、性交後はできるだけ早い服用をおすすめします。
避妊率はどのくらい？
レボノルゲストレルの避妊率は、性交後72時間以内に服用することにより、97%の確率で妊娠を防ぐことができます。
また妊娠阻止率は84%と、高い確率で避妊することが可能です。
時間内に服用したからといって、避妊率は100%ということではありません。
性交後72時間以内であれば避妊効果は高まりますが、できるだけ早いタイミングで服用することが重要です。
妊娠阻止率とは、生理周期や妊娠しやすい時期に、アフターピルを使用して妊娠しなかった割合のこと。
レボノルゲストレルの副作用
アフターピルの副作用で最も多いのは、“吐き気”です。
服用後2時間以内に嘔吐してしまうと、十分な効果を得ることができなくなります。
レボノルゲストレルの副作用は、下記の通りです。
| 部位 | 症状 |
| 精神神経系 | 頭痛/傾眠/めまい(浮動性・体位性)/不安 |
| 生殖器 | 不正子宮出血/月経過多/月経遅延/消退出血 |
| 消化器 | 嘔吐/下腹部痛/下痢/腹痛/悪心 |
| 血液 | 貧血 |
| その他 | 異常感/口渇/熱感/疲労/倦怠感/末梢性浮腫/乳房圧痛 |
レボノルゲストレルは他のアフターピルに比べ比較的副作用は少なく、初めてピルを服用する人でも使用しやすい避妊薬です。
しかしその中でもいくつかの副作用がありますので、必ず確認をしてから服用してください。
レボノルゲストレルの飲み方と注意点
他のアフターピルの中には2回に分けて服用が必要なピルもありますが、レボノルゲストレルは服用が1度で良いことがメリットの1つです。
レボノルゲストレルの飲み方や注意点を解説します。
飲み方
レボノルゲストレルの飲み方は、性交後72時間以内に一回服用してください。
そうすることで、生理周期に関係なく約84%の確率で妊娠を防ぐことができます。
性交後はできるだけ早いタイミングで服用してください。
服用時は水かぬるま湯と一緒に飲むと良いでしょう。
服用から2時間以内に嘔吐してしまうと、十分な効果を得ることが難しくなるのでご注意ください。
もし嘔吐しやすいという人は、吐き気止め用の薬と併用も可能なので一緒に内服してください。
注意点
アフターピルの注意点として、服用後の性行為が排卵日に重なると、妊娠してしまう可能性が高くなります。
そのためアフターピルを服用したとしても、次の生理まで性行為は控えてください。
また下記に該当する人は、レボノルゲストレルの服用は十分に注意してください。
| 注意しなければならない人 | ・授乳中の女性 ・肝機能障害患者 ・腎機能障害患者 ・心疾患またはその既往歴がある患者 ・消化管障害または消化管の吸収不良症候群のある患者 |
| 使用できない人 | ・妊婦 ・重度な肝障害患者 ・薬の成分に対して過敏症の既往歴がある患者 |
レボノルゲストレルの併用禁忌の医薬品はありません。
しかし、抗けいれん薬やHIVプロテアーゼ阻害薬などを使用している人は注意が必要です。
アフターピルを使用する場合は、必ず一度医師へ相談をしてから服用するようにしましょう。
避妊が成功したかの確認方法
アフターピル服用後の避妊確認方法として、通常の生理周期より早く出血が現れます。
これを消退出血(しょうたいしゅっけつ)といいます。
しかし消退出血と妊娠時に確認できる着床出血とは区別が難しいもので、また人によっては消退出血が来ない人もいます。
アフターピルの効果をきちんと確認するためにも、妊娠検査薬を使用したり、クリニックへ受診することをおすすめします。
着床出血とは、妊娠初期に起こる現象で、出血量は月経の際の出血よりも少なく、時におりものに血液が混ざることもあります。色合いは薄いピンクや茶色が一般的です。
レボノルゲストレルの料金・価格相場
避妊は病気や怪我とは違い、保険適用がされません。
そのためアフターピルは自由診療で、購入する病院や産婦人科・オンラインサービスによって料金が異なります。
通常アフターピルの相場は、5,000〜15,000円程の価格帯です。
レボノルゲストレルの相場はおよそ8,000〜11,000円程度で、ジェネリック薬品のため、安い価格で購入可能です。
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レボノルゲストレルはどこで購入可能？
今までアフターピルは産婦人科や病院などでの処方が一般的でした。
しかし、最近はオンラインサービスが身近になり、手間をかけることなくアフターピルを購入できるようになりました。
オンラインサービス
最近は多くのオンラインサービスでアフターピル手に入れることができます。
診断料・薬代・送料はかかりますが、仕事や私生活が忙しく、なかなか病院に行けない人にはありがたいサービスです。
産婦人科
産婦人科でアフターピルを処方してもらう場合は、お住まいの地域にある病院やクリニックを選び受診する必要があります。
産婦人科へ受診する場合、時間が合わずすぐに受診できなかったり、不安なまま待ち時間を過ごすことになってしまいます。
ただ直接相談したい人や心配な方は、産婦人科へ実際に来院し診察・処方してもらうと良いでしょう。
レボノルゲストレルの口コミや体験談
実際にレボノルゲストレルを服用した人の口コミや体験談を調査しました。
アフターピルの種類によって、体質が合わないという人もいるようです。
しかしレボノルゲストレルは、副作用も少なく服用しやすいと感じる人が多かったです。
突然の性行為や、やむを得ず避妊が必要になった場合でも、オンラインサービスを利用することですぐにアフターピルを手に入れることができます。
前もって準備をしている人もいるみたいですね。アフターピルを服用している人が多くいることが口コミでわかりました。
まとめとアドバイス
アフターピル（緊急避妊薬）の一つである、レボノルゲストレルの副作用や効果などについて解説しました。
レボノルゲストレルは、性交後72時間以内に服用することで約85%の高い確率で避妊することができますが、できるだけ早く服用することが大切です。
また、服用後2時間以内に嘔吐してしまうと十分な効果を得ることができません。
吐き気止めとの併用が可能なので、心配な人は一緒に飲むことをおすすめします。
また、妊婦や授乳中の女性・肝機能疾患の患者など、一部服用できない人もいます。
ご自身の体のためにも、必ず医師へ相談するようにしてください。
ソクピルでは、専任の医師が24時間在籍しています。無料相談も行なっておりますので、ご不安な方は一人で悩まずお気軽にご相談ください。
